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4本の滑走路を有し、國內最大の離発著処理能力を誇る羽田空港。ここで使われる膨大な量の航空燃料はタンカーで運ばれて當社桟橋で受入をおこない、貯油タンクで貯蔵します。その後、配管を通じてエプロンへ送られ、航空機の真下まで圧送されます。 このシステムが「ハイドラントシステム」です。総延長約40㎞にもおよぶ配管は、敷地內の道路や滑走路に支障をきたさないよう、ほとんどが地下に埋設されています。この仕組みを使うことで航空機への効率的な給油が可能になりました。それでは、航空燃料が航空機に給油されるまでをご説明します。
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航空燃料を運ぶ専用の油槽船。一隻の積載能力は2,000kl~5,000kl。
タンカーの送油口と桟橋上配管の受入れ口とを接続する裝置。接続部から航空燃料漏洩や受入配管の圧力?流速が適切か監視します。
ゴミなどを取り除くための網で、パイプラインや給油車両等に取り付けてある裝置です。
航空燃料に混入した水分や夾雑物を取り除く濾過裝置。航空燃料は貯蔵タンクへの受入れ時と払出し時にフィルタセパレーターで濾過されています。
受入れた航空燃料を貯蔵するタンク。タンクの構造は固定屋根付浮屋根式で、1基の容量は約8,000kl~9,800kl。
航空機に給油するためのポンプ?;剀灁丹蜃詣拥膜藟涓工隫VVF(Variable Voltage Variable Frequency)モーターの採用で、給油に必要な流量を最適な圧力で吐出することができます。
主配管と枝管の分岐?交流點に設置した地下ピット。ヘッダーには、パイプラインの切替え?遮斷等のためのバルブ、品質検査のためのローポイントドレン、発生したサージ圧力を吸収する裝置等が設置されています。
ハイドラントパイプラインと給油車両を接続するためのバルブ。
航空機とハイドラントバルブを中継する車両。サービサーには航空燃料の最終濾過裝置、搭載量を計測する流量計、給油時の圧力制御裝置等を裝備しています。